氣の呼吸
氣の呼吸は、合気道の達人藤平光一氏が実践されている呼吸法です。
私たちは自然と調和することで生きており、調和とは自然との交流をすることで、その交流を支えるのが呼吸です。
氣の力
氣には力があり、出すことにより入っているそうです。
プラスの氣をマイナスの氣があり、プラスの氣を発すれば病気になることもなく、難題も自然に解決することができます。プラスの氣の人たちの中に入ればマイナスの氣の人もプラスに転ずることもできます。
丹田の重要性
丹田は底なしの不思議な壺で、ここに嫌な感情を放りこんでおくとその感情も浄化されます。丹田の一点に心を静めることで、常にリラックスできる状態になります。このリラックスした状態が最も自然に安定した状態です。歩くとき、仕事するときも丹田の一点に意識する習慣をつけておけば、いざというときも落ち着いた対応ができ大事に至ることもありません。
氣の呼吸法
「吐くにまかせて、吸うにまかせる」
1.椅子に座って肩を上下させて、一番リラックスした位置に止めてももの上に手を置きます。
2.口から静かに息を吐きます。吐くときに頭部・胸部・腰部・脚・足と順番に息が出ていくように意識します。
3.さらに上体をやや前屈して肺の中の空気を自然に吐き出します。
4.息を吐き切ったのち、鼻から自然に空気を入れるようにします。吸った息が足先から順番に上体にむかって満たされるようイメージします。吸った息は天地自然の氣を体内に取り込み、丹田に納めます。
5.呼気から吸気、あるいは吸気から呼気に変わるときに、息を止めないようにします。
6.日々の積み重ねの中で、次第に長い呼気・吸気になるようにします。
寝ながら行う氣の呼吸法
仰向けに寝て、四肢を伸ばします。
意識を丹田に集中します。
呼吸のやり方は、氣の呼吸法の2-5に同じです。
参考文献)藤平光一 氣の呼吸法
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